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ストーリーライターズ・ナイト vol.2に来場して頂いたお客さまと、出演者、ゲストのコメントを紹介します。 |
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お客さん1(20代女性)
「今日はアニメの裏話なんかが聞ければいいなと思って来ました。脚本はこうやって作っているんだなあと興味深く聞いていました。今後のイベントでは、アニメでは暴力表現や残虐表現を取り入れる場合などがありますが、そういったアニメの表現に関して聞いてみたいですね」
お客さん2、3(20代男性2人組)
「以前から賀東さんのファンでしたので参加しました。シナリオを実際に書いたりすることはありませんが、とても面白かったと思います。次回以降は、いちアニメファンとして、黒田(洋介)さんや榎戸(洋司)さんのお話を聞いてみたいですね」
「これまで出演したのが全員男性の脚本家の方々でしたので、次回以降は女性の脚本家のお話も聞いてみたいですね。男性の脚本家と考え方がまた全然違うと思うので」
お客さん4(20代女性)
「脚本家という普段はめったにお話を聞けない人たちのお話が聞けたのがすごく面白かったです。脚本家って寡黙な人たちだと思っていたんですけど、お二人ともすごく饒舌なのが意外でしたね。今後のイベントでは、ベテランの脚本家さんと新人の脚本家さんに出てもらってそこにどれぐらいジェネレーションギャップがあるのかとか、対照的な脚本家が出演すると面白いんじゃないかと思います」
中島かずき(ゲスト)
---普段こういったイベントに出演されることはあるのでしょうか。
実はロフトプラスワンに出演するのはこれで4回目です。芝居の方ではトークイベントで話すことはわりとありますね。
---打ち合わせ以外でも人前で話す機会はあるのですね。
だからついウケを狙っちゃうんですよね(笑)。もう、すみませんねぇって感じです。真面目に話を聞きに来た方には申し訳ないなと思いましたが。
---しかしイベントでもおっしゃられていましたが、会議でもウケを狙うことで、それが作品に繋がっていると。
ええ。そうだと思っています。
---先ほどお客さんの中で、脚本家は寡黙なイメージがあったという方もいらっしゃいました。
実は劇作家は喋る人が多いんですよね。鴻上尚史さん、横内謙介さん、三谷幸喜さんなんかもそうですしね。そういう人たちが意外と多いんですよ。
---脚本家を目指している方にメッセージをお願いします。
本当に書くことしかないと思いますよ。書き続けて、自分なりにきちっと仕上げて行くことが道だと思います。舞台にしてもアニメにしても、これだけたくさんの作品が作られ続けているわけですから、シナリオライターは確実に不足していると思います。ですから書くことを続けていって、作品のテイストに合う人間がいたら、ちょっとしたきっかけでも仕事がくるんじゃないかと思います。そこからは自分の実力ですから。
賀東招二(ゲスト)
---本日のイベントはいかがでしたか。
一線級の脚本家の方々とこうしてお話をすることができたのは初めてだったので、楽しかったですね。自分はゲラゲラ笑っているだけでしたけど(笑)。
---賀東さんご自身でも今回出演してみてなにか発見がありましたか。
そうですね。ちゃんと働かないといけないなあと(笑)。そういう当たり前のことを再認識させていただきました。こういう場はすごく刺激になりますよね。自分は普段すごく狭いところにいる人間なので、いろいろな脚本家の方と話をさせていただくだけで勉強になります。それにしても皆さん、(喋りが)面白いですよね。
---そういう素養が脚本家には必要だと思いますか?
それは脚本家に限らず、どんな仕事でも必要だと思います。基本はコミュニケーション能力ですからね。
---脚本家になりたい方にメッセージをお願いします。
僕は脚本家としてはまだひよっこですがそういった前提で言わせていただきますと、やっぱり飛びこんでやってみるしかないんじゃないでしょうか。自分ができるかわからなくても「やります」と手を挙げてみる。自分はそれをやって手を挙げたあとにすぐ後悔したけど、七転八倒してどうにかなったという経験がありますから。トークで中島さんがおっしゃっていましたけど「そこは逃げちゃだめだよ」と。そこで諦めたらどうにもならないですからね。それだけ厳しい世界だとは思いますけど。
藤津亮太(司会)
---第二回目を終えてみていかがでしたか。
前回よりも全体の流れがこなれて、お客さんの印象はより真面目になっていたと思います。アンケートを読んでも前回より、脚本のメイキングに興味のある方々の比重が上がっていたような気がします。
---前回より具体的な話が聞けた気がします。
第三部の質問コーナーが長く取れたのが良かったですね。Q&Aはむしろもっと長くてもいいのかなという気もしました。今後の構成に生かしたいです。
---ゲストのお二人はいかがでしたか。
前回出演していただいた山賀さんと大河内さんはクールに語るという印象でしたが、今回の中島さんと賀東さんはアグレッシブで面白かったですね。放っといても面白いお話をしてくれるお二人でしたので(笑)、それも盛り上がった理由のひとつではないでしょうか。
佐藤大(ホスト)
---第二回目を終えてみていかがでしたか。
いやあ、前回よりお客さんもたくさん入ってくれたし、脚本家を目指している方がたくさん来てくださっていたのは、戻ってきたアンケートでもわかりました。そういう意味では今回またこうしてイベントをやることができてよかったと思います。
---ゲストのお二人はいかがでしたか。
お二人ともよくしゃべるし面白いなあと。どんどん(トークの)面白ハードルを上げるものだから、司会としてこのまま面白くしたほうがいいのか、仕切ったほうがいいのか途中でわからなくなっちゃった。ちょっと、とっちらかった部分もあったかもしれないけど。
---前回よりもお客さんのリアクションがダイレクトに感じられた気もします。
そうだね。聞いている人の真剣度も高かったと思います。ゲストのお二人も言っていましたが、ちゃんと聞いていてくれたから、それだけにトークのほうもより真剣になった気がしますね。
---次回はどんなゲストの方をお呼びする予定ですか?
次回はアニメの黎明期の頃から活躍しているような、大御所の脚本家さんをお呼びしていろいろな話を聞いてみたいと思っています。
---お客さんの中には女性の脚本家を呼んでほしいという声もありました。
女性の脚本家さんは是非呼んでみたいですね。その時はガーリーナイト的なものをやったら面白いんじゃないかと思います。 |
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