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イベントレポートの第二回目となる今回は、『ストーリーライターズ・ナイト#01』にお越し頂いたお客さまと、
ストーリーライターズ・ナイトの司会者とゲストの方に、イベント終了後インタビューをさせていただきました。 |
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お客さん1(20代男性)
ロフトプラスワンのリーフレットを見て面白そうだなと思って来ました。こんな風に脚本にしぼってやるイベントはなかなか無かったので、特に脚本メカニカルな部分が知りたくて来たんです。今後の要望としては、「脚本が演出でこう変わった」というような、実際の打ち合わせの一部を切り取ったようなコーナーがあればいいですね。
お客さん2(30代男性)
『エウレカセブン』の各エピソードにすごく感動して、今回は遊びに来ました。大さんの貴重なお話が面白かったです。ありがとうございました。
お客さん3(20代男性)
印象に残った話ですか? 山賀さんが語られていた世阿弥のお話が面白かったです。また次も面白い企画とゲストを楽しみにしています。
喜屋武ちあき(グラビアアイドル)
---本日のイベントはいかがでしたか?
私はアニメ業界の人間ではないので、アニメ業界の色々な話が新鮮でとても楽しかったです。気付いたのは、アニメに関わっている方は海外のテレビドラマとか、アニメ以外の作品に注目しているんだなというところですね。勉強になりました。
---次回以降のストーリーライターズ・ナイトに希望することはありますか?
女の子が出演してなかったので、次回以降は是非呼んでいただければと思います!
エモーション・桑島龍一(プロデューサー)
---本日のイベントはいかがでしたでしょうか?
今回のイベントには正しいノウハウみたいなものは正直なかったとは思うんだけど、シナリオライターの本音や実態が生の声として聞けたのがよかったですね。そういう意味では有用なイベントだと思うし、このイベントで触発されてシナリオライターになる人間が一人ぐらいいてもいいかなという気もします。
---今後のイベントに対してのご意見などありましたらお教えください。
今回語られていたのは絵コンテがあるという前提で、アニメの方法論としての脚本がメインだったと思うんだけど、実写の脚本家ならまたそれは全然違うんでしょうね。このテーマでまだまだ幅広くやっていけるんじゃないかと思いますので、ぜひ続けてください。
大河内一楼(ゲスト)
---本日のイベントはいかがでしたか? 普段脚本家という仕事をしていると、今回のように、お客さんを前にして話す機会も少ないと思いますが。
実はロフトプラスワンのイベントに参加するのは今回が3回目なので、イベントでトークをすることに関してそれほどの驚きはないです。だけどこれまでは『あずまんが大王』とか作品ありきのイベントだったので、そういった看板が無いのにこれだけのお客さんが集まってくれたのはちょっと驚きましたね。
---会場には脚本家になりたい方も数多くいらしていたと思います。
そうみたいですね。いくつか脚本に関しての質問はありましたけど、脚本家という職業につきたいのか、脚本作業の裏話が聞きたいのか……。トークが終わった後にもう少し質疑応答があれば良かったのかな?
---それは今後の課題として必要かもしれません。
このイベントがどういう方向を目指しているのかわからないですが、まあ第一回目ですし、これから収斂していくんじゃないでしょうか。
---脚本家を目指している方にメッセージがあればお願いします。
ボクは30過ぎてから脚本家になったことが、いい形に作用していると思います。なので、学校を卒業していきなり脚本家になるのではなくて、他の世界を見てからなっても、決して遅くはないと思いますよ。それはそれで、武器になりますからね。肝心なのは、年齢とか学歴とかじゃなくて、“書く”ということだと思います。
山賀博之(ゲスト)
---お疲れさまでした。本日のイベントはいかがでしたか?
このイベントはマジメなところが面白いと思いますよ。単なるファン向けじゃなくて、作る人向けに…ノウハウではないけど、脚本家の連中がこういう風に作っている、こんな暮らしをしているとかは、将来脚本家になるのかは別として、聞いていて面白いんじゃないかなとは思いますよ。
---では脚本家を目指している方にメッセージがありましたらお願いします。
それはねえ(笑)。脚本家になってから来ていただければお話しもありますけど。僕は学校の先生じゃないですから。脚本家になられてからまたお話ししましょう。
---わかりました(笑)。ありがとうございました。
藤津亮太(司会)
---本日のイベントの感想をお願いします。
アニメというのは絵コンテで決定されている部分があるので、脚本の仕事というものは普段なかなか見えない。だけど、良い脚本がないと良い作品が出来ないのは事実です。このロフトプラスワンには100人強程しかお客さんは入らないわけですけど、このイベントでシナリオに興味を持ってくれる人が増えてくれるといいなあと思います。
---今後のイベントの課題などは。
文字モノをトークショーでやるのは難しいので、そこでやり方が見つけられればいいなあと思いました。今回は大さんに脚本を提供してもらうという方法で挑戦したんですけど、次回はそうじゃないやり方でお客さんも脚本を具体的に考えるイベントになるといいですね。
佐藤大(司会)
---第一回目を終えて、いかがでしたか?
始まる前はバタバタしたし手探りだったけど、思ったよりお客さんも来てくれたし、イベントが終わっても山賀さんと大河内さんがまだまだ話し足りない感じだったので、そういう意味では成功したかな。
---今回のイベントで、なにかご自身の発見はありましたか?
一つは自分の脚本の書き方を人に伝えることで、自分自身が整理出来たのが良かったこと。もう一つは人の脚本の書き方がわかって、このパターンもやってみようかと思うような情報も得られました。だから僕自身も勉強になったかな。
---今後への課題はありますか?
前半の勉強っぽいトークと、大河内さんのような仲の良い方と友だちっぽいトークをするのと、そのバランスですね。前半は勉強っぽくなりすぎてしまい、
堅かったという自分なりの反省点はあるんですが、でももともとはこういうことがやりたかった、というジレンマもあるので、その部分はもうすこし手探りですね。
---次回以降のストーリーライターズ・ナイトはどんなイベントになりそうですか。
今回は全員アニメの脚本家ないしはアニメのプロデューサーだったので、次回以降はアニメだけではないいろんなキャリアのいろんなジャンルの人を呼びたいですね。脚本というもので表現している人であれば、実写だろうが舞台だろうが、どんなジャンルの人とでも話をしてみたいと思っています。それとこのイベントに遊びに来てくれた人たちともつながりをどんどん持ちたいと思っています。
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