リリース・ラッシュのフロッグマン98年を締めくくる、KAGAMIの初フル・アルバムがいよいよリリースされる。ジャケットのデザインは、KAGAMIと仲良しのデザイナーMTM。CDは12月25日発売、来年はアナログ2枚組発売後ヨーロッパDJツアーの計画も。
荒地出版より12月中旬に創刊される季刊誌「Wasteland」に、佐藤大書き下ろし連載小説がスタートする。合い言葉を「ポエジー」とするこの雑誌の編集長は後藤繁雄+辻仁成の両氏。アートディレクションは「H」、「Rockin'on」等でお馴染みの中島英樹氏。
タイトルは「bpm(ビート・パー・ミニッツ)」。内容は、日本人DJが世界のクラブで大暴れ(?)するロード・ノヴェル。佐藤大と親交の厚いDJ達のエピソードが散りばめられていて、テクノ好き、クラブ好きの人は必読!!
イラストはなんとAphex Twinのロゴ、GLOBAL COMMUNICATIONのジャケデザインでもお馴染みのプロトタイプ21が担当。小説以外にもラヴ・パレードのレポートや、佐藤大の視点で見る石野卓球の5年等を掲載(予定)。
「QUADRA / Sketch from A Moment」、「V.A. / Break-Fast, First-Break」2タイトルのヨーロッパ盤(CD)発売が決定!
今年から始まったフロッグマンの新Break-Fastシリーズ。
第1弾「Break-Fast, First-Break」は、CMJK氏をプロデューサーに迎え6月に発売された。第2弾「Break-Fast, Second-Break」に向けて、グルーヴィーでファンキーなブレイクビーツ、エレクトロのデモ・テープを大募集!
※デモ・テープの送り先についてはコチラ
「テクノカルチャース1998」は、東京ドイツ文化センターが中心となり今年1年間にわたって展開中のプロジェクト。10月17(土)、18(日)にはドイツ文化会館ホールでシンポジウム「テクノカルチャー/ネットカルチャー」が行われ、17日のパネルディスカッション「テクノと社会〜日本とドイツのクラブシーン」にKEN=GO→が参加する。なかなか聞く機会の少ない濃〜い話が聞けるかも?
※シンポジウムの詳細はコチラ
※テクノカルチャース1998の詳細はコチラ
ついに穴澤クン(The Anazaworld)のCDが完成した。既にそのキテレツなジャケを目にした人も多いと思うが、いよいよ10月頭に発売される。GROOVEの付録CDに収録された「Tokyo-Tokyo」も大好評。Music Magazineのレヴューでは10点満点中9点を獲得。これを聴かなきゃ乗り遅れますョ!サッカーゲームを目印に、お店で探してみよう。
制作途中のデモ・テープを聴いたエレキングの野田努氏から、速攻インタヴューの依頼があったほど、カガミ君の新作はスゴイのだ。アルバムは11月、同時期にアナログ(2枚組?!)も発売予定。乞うご期待!
サブライム山崎学氏、サブヴォイスの佐久間&金森両氏と並んで、KEN=GO→が(佐藤大はバリ島出張で取材を受けられず)インタヴューされている。“いまだにアナログにこだわり続けるヤツらの近況”と題して、計7ページにも及ぶ特集。普段聞くことの出来ないレーベル運営者の本音が読める。小さいが、それぞれのレーベルのオフィスの写真も見ることが出来、これは結構貴重な記事かも。
3月31日にリリースされ、すごい勢いで売れているUT vs M-O-ZのCDが、都内主要CDショップが集計した売り上げチャートで、19位に入った。インディーとかテクノのチャートではなく、総合シングルCDのチャート。他のメンツを見れば、ちょっとこれが驚きなランク・インだとわかるだろう。ちなみに、このチャートは、4月12日の日曜昼11:40から日テレのキンキ・キッズの番組「Gyu!と抱きしめたい」の中で発表される。
※チャートを見る
3月1日リリース予定の電気のリミックス・アルバム「Recycled A」は、大ヒット・アルバム「A」を世界中のひとくせもふたくせもありそうなアーティストたちがリミックスしたものだが、このアルバムのリミキサーとして唯一日本から選ばれたのがQuadra。名曲と呼び声高い「猫夏」を彼流のハウス・テイストに仕上げている。他の参加リミキサーはDJ Misjah、Patric Pulsinger、Sukia、London Funk Allstars、DMX Crew、Mijk Van Dijk、Jimi Tenor、Dr. Rockitなど。
6月にドイツの名門スーパースティションから発売予定のMijk Van Dijk初のミックスCD「Mind Controle Vol.2」に、フロッグマンからUltra-Takkyu VS Mijk-O-Zillaの「Liquid」が収録予定。他の収録アーティストはDJ Funk、DJ Misjah、Fumiya Tanaka、DJ Gilb-R、Mike Dearborn、Blake Baxter等。
98年フロッグマンが大プッシュする新人は、都内在住の大学生、ANAZAWAくん。クラブに一度も行ったことがないという彼は、しかし、バリバリのダンス・トラックを作る。KAGAMI以来久々に、デモ・テープを聴いて即リリース決定したのだった。ブレイクビーツを採り入れたハネたリズムと、アホ・サンプルの多用と度肝を抜くような展開が得意な彼のソロ・ユニット、THE ANAZAWORLDに注目。早ければ夏までには、デビューEPがお目見えするかも。
NINJAHEADのシングルになるはずだったアナログ11番が、紆余曲折を経てようやく3月発売に向けて始動。アーティスト名はULTRA-TAKKYU VS MIJK-O-ZILLAで、例のヒトとあのヒトの初のユニット作。この作品のレコーディングは、昨年9月、青山のエレメンツ・スタジオで行われ、そこでは2日間をかけて2曲がレコーディングされた。今回のシングル及びCDには、それにさらに数曲が追加される模様。年末までベルリンで過ごしていたULTRA-TAKKYU氏は、現地のKISS FMや、クラブでこのプロジェクトの曲をプレイしたところ、問い合わせが殺到するほどのリアクションを得たという。
これまでに自分の曲4曲と、リミックスを数作しか手掛けていないのに、いまだに伝説的人気を保ち続けるC.T.SCANが、遂に活動を再開する。その第一弾となるのは春にリリース予定のアルバム『BREAK-FAST, FIRST-BREAK』。これはアブストラクト・ヒップホップからビッグビート系まで、幅広いブレークビーツのスタイルを集めたコンピレーションで、選曲とプロデュースをC.T.SCANが手掛けている。新人の曲をたくさん収録したこのCDは、フロッグマンの新しい顔のサンプラーであると同時に、懐かしい名前も散見される。もちろんC.T.SCANの新曲も収録されているので、ファンは絶対チェックしてください。
LOOPAでは石野卓球のサポートを務め、テクノとはくくれない幅広い選曲とバカテクのスクラッチで人気急上昇中のTASAKAは、ヒップホップ系のプロデューサー/DJ、TA-1とユニットを組み、『BREAK-FAST, FIRST-BREAK』に2曲提供している。ここでもコスリまくりのTASAKAだが、次は、DUB HOUSEで一緒に働いていてすっかり意気投合したKAGAMIのアルバムにも参加するかもしれない。
いつも仲のいいふたりがBROTHER IN RAW名義で、東京のTOBYNATIONスタジオでレコーディングした新作も着々と準備が進んでいる。こちらは、ふたりの作った2曲とKAGAMI、EBIZOOのリミックスの計4曲でのリリースとなる。タイトル曲「A-SO!」は、MIJKが日本語で「あー、そーですか…」と言ってるサンプルが印象的な曲で、すでにクラブでTOBYがDATプレイしているので耳にしているひともいるはず。余談だが、春にはソニーからTOBYがDJミックスしたMIJKのベスト盤『MULTI-MIJK』もリリースされるので、こちらも要チェック。このアルバム、MIJKの自作曲だけでなく、リミックスをした曲もチョイスされていて、フロッグマンからもPARTS OF CONSOLEの「CELL」のMIJKミックスが収録される予定。