「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」の第1回めとなるシンポジウムが12月11日に開催されました。FN 渡辺も発起人として参加している「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」とは、現在権利者団体から文化庁に提出されている要望(著作者の死後50年という現行の著作権保護期間をさらに20年引き伸ばして70年とすべきであるとする共同声明)に対し、著作権保護期間延長か否かを決定するには賛成派・反対派といった充分な議論が国民によって尽くされるべきであるとして発足した団体。
11日のシンポジウム・パネルディスカッションには賛成派として三田誠広氏と松本零士氏、反対派からは劇作家の平田オリザ氏や富田倫生氏、経済分析の立場から田中辰雄氏などが参加し、互いに説得力のある議論を交わしていました。こちらのシンポジウムの模様は、「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」のサイトにて近日配信されるようです。
また、この議論の賛成派・反対派両者の意見はこちらのページでもご覧いただけます。少しでも興味を持たれた方はぜひどうぞ。
Posted by fn : 2006年12月13日 00:16 | Trackback